ピクサー・アニメーション・スタジオのシニアリサーチサイエンティスト、テオドール・キムさんの講演

10月開催VFX-JAPANセミナーのご案内


ピクサー・アニメーション・スタジオのシニアリサーチサイエンティスト、テオドール・キムさんの講演

このセミナーでは、Pixar Animation Studiosのシニアリサーチサイエンティスト、テオドール・キムさんをお招きし、長編映画「Incredibles 2」と短編映画「Bao」を題材に「物理シミュレーション」のトピックについてお話いただきます。ハイレベルなアニメーション映像の制作には様々な表現技術の開発が欠かせません。世界レベルの映像制作をサポートする高度な技術に触れる貴重な機会ですのでぜひご参加ください。

【開催内容】

講演タイトル ピクサー・アニメーション・スタジオのシニアリサーチサイエンティスト、テオドール・キムさんの講演
講演者 Theodore Kim(テオドール・キム)氏
Pixar Animation Studios/ Senior Research Scientist
日時 平成30年10月16日(火)18:30~20:00(18:00開場)
場所 WATERRASCOMMONホール(ワテラスコモンホール)
東京都千代田区神田淡路町2丁目101番地ワテラスタワー3階
http://www.waterrascommon.com/access.html
主催 一般社団法人VFX-JAPAN
CG-ARTS(公益財団法人 画像情報教育振興協会)
共催 文部科学省科学研究費補助金 新学術領域研究「多様な質感認識の科学的解明と革新的質感技術の創出」
協力 京楽ピクチャーズ.株式会社
株式会社ボーンデジタル
北海道大学

【講演者:Theodore Kim(テオドール・キム)氏】

この講演では、映画「Incredibles 2」とショートフィルム「Bao」の製作中に研究、開発、制作の間に行われた2つの成功したコラボレーションについて説明します。私たちは、「Incredibles 2」の中で、赤ちゃんジャック=ジャック・パーとアライグマとの戦いの場面で使用されていたスキンシミュレーション用の頑健な新しいアルゴリズムを開発しました。「Bao」では、挑戦的なクロスシミュレーションシナリオに対応した新しいボリュームシミュレーション技術を最近開発し活用しています。

【講演者プロフィール】

Theodore Kim(テオドール・キム)氏

テオドール・キム氏は現在、ピクサー・アニメーション・スタジオの研究部門におけるシニア・リサーチ・サイエンティストであり、前職はカリフォルニア大学サンタ・バーバラ校の教授を務めていました。彼は、災、水、人間などの物理シミュレーションのトピックについて研究しています。2001年にコーネル大学で学士号を取得し、2006年にはUNCチャペルヒルの博士号を取得し、IBM TJワトソン研究所とコーネル大学で博士研究員を歴任しました。彼はNSF CAREER賞、コンピュータアニメーションシンポジウム(SCA)の最優秀賞の受賞者で、35以上の国際プログラム委員会に従事しており、2013年にはSCAのプログラムチェアでもありました。 2012年の科学技術アカデミー賞を受賞しています。

■ WEB:http://www.tkim.graphics/

【お申し込み方法】(VFX−JAPAN会員、協力団体様限定)

法人会員様は一社5名様まで、個人会員様は同伴者1名とさせて頂きます。

本セミナーの参加受付は定員に達したため受付を終了いたしました。
たくさんの申し込みありがとうございました