富安健一郎出版記念セミナー
プロジェクトにおけるプリプロとコンセプトアートの価値と意義~「The Art of INEI コンセプトアート」刊行を記念して~

11月開催VFX-JAPANセミナーのご案内


富安健一郎出版記念セミナー
プロジェクトにおけるプリプロとコンセプトアートの価値と意義
~「The Art of INEI コンセプトアート」刊行を記念して~

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マーケティング・コンセプト、広告コンセプト、商品コンセプト、デザインコンセプト、コンセプトモデル、コンセプトカーなど、広告業界、製造業、デザイン業界では、「コンセプト」という言葉が浸透しています。
2006年に出版されたダニエル・ピンクの著書「ハイコンセプトの時代」では「第四の波」としてのコンセプチュアル社会の到来を予見しています。
そしてコンセプチュアルとは、複雑な問題に対する問題解決力や論理性・創造性といった知的ポテンシャルと定義づけています。

一方、映像業界やゲーム業界、アニメ業界においては、プロジェクトが大型化するにつれて「コンセプトアート」の重要性が叫ばれるようになってきました。
現状では、完成した作品を見る限りコンセプトアートの存在を認識する事は殆んどありません。
しかし、映像作品、ゲーム作品、アニメ作品を制作するにあたってコンセプトアートは、制作チーム全体でのイマジネーションのビジュアル化、世界観の共通認識、未知の生命体、存在しない人工物などの不可視の可視化という重要な作業において不可欠な手段となっています。

今回のセミナーでは、日本を代表するコンセプトアーティスト富安健一郎氏(株式会社INEI)に「コンセプトアートとは何か」「コンセプトアートの役割」「コンセプトアートの活用方法」「コンセプトアートの制作フロー」などについてお話し頂きます。
また、新刊本である富安氏の著書「The Art of INEI コンセプトアート」についても著者自ら紹介・解説して頂きます。
映像コンテンツ制作における「コンセプトアート」が果たす役割について、実践的かつ具体的にご理解頂ける機会となりますので、是非ご参加下さい。

【開催内容】

講演タイトル 富安健一郎出版記念セミナー
プロジェクトにおけるプリプロとコンセプトアートの価値と意義
~「The Art of INEI コンセプトアート」刊行を記念して~
講演者 富安健一郎氏(コンセプトアーティスト/INEI Inc. 代表取締役)
日時 平成28年11月24日(木)18:30~20:00(18:00開場)
場所 WATERRASCOMMONホール(ワテラスコモンホール)
東京都千代田区神田淡路町2丁目101番地ワテラスタワー3階
http://www.waterrascommon.com/access.html
主催 一般社団法人VFX-JAPAN
協力 京楽ピクチャーズ.株式会社
株式会社ボーンデジタル
CG-ARTS協会(公益財団法人 画像情報教育振興協会)

【講演者プロフィール】

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富安健一郎氏
■ INEI Inc.:ineistudio.com
コンセプトアーティスト/代表取締役

ゲーム会社のデザイナー、フリーランスのアーティストなどを経て、2011年にコンセプトアートのスペシャリスト集団である株式会社INEIを発足。現在は同社代表を務めつつ、映画、ゲーム、CMなどのエンターテインメントコンテンツ、都市計画、大型施設、未来事業計画などのコンセプトアートを国内外に提供している。

<主な参加作品>
「ファイナルファンタジーXI」
「アグニズ・フィロソフィー」(Agni’s Philosophy)
「ドラゴンクエストX」
「ドラゴンクエストミュージアム ロト伝説の画廊」
「メタルギア ライジング リベンジェンス」(METAL GEAR RISING:REVENGEANCE)
「バイオハザード ダムネーション」(Resident Evil: Damnation)
「アスラズ ラース」
「キャプテンハーロック -SPACE PIRATE CAPTAIN HARLOCK-」
「天冥の標」シリーズ(ブックカバーアート)
など多数

<書籍>
「The art of INEI コンセプトアート」2016年11月刊行
「ファンタジーの世界観を描く」著者
「CG world」誌 コンセプトアート特集記事
「Pen」誌 インタビュー
その他多数インタビュー等

【お申し込み方法】(VFX−JAPAN会員、協力団体様限定)

法人会員様は一社5名様まで、個人会員様は同伴者1名とさせて頂きます。

本セミナーの参加受付は定員に達したため受付を終了いたしました。
たくさんの申し込みありがとうございました