「SIGGRAPH2014報告」講演会

10月開催VFX-JAPANセミナーのご案内


世界最大のコンピュータグラフィックスとインタラクティブ技術に関する学会・展示会として第41回となるSIGGRAPH 2014が、8月10日から14日の5日間、カナダのバンクーバーコンベンションセンターで開催されました。バンクーバーでのSIGGRAPHは、2011年に開催されて以来2度目となります。
今回のVFX-JAPANセミナーでは、1984年以来30年間に渡りSIGGRAPHに参加されている杉沼浩司先生が持つ独自の鋭い視点から、映像業界の基盤となる最新の要素技術の動向等をわかりやすく解説して頂きます。

【開催内容】

講演タイトル SIGGRAPH2014報告
〜CG屋の守備範囲と勉強範囲拡がる〜
講演者 杉沼浩司氏
(日本大学生産工学部 講師(非常勤)/ 映像新聞 論説委員)
日時 平成26年10月21日(火) 18:30~20:00 (18:00開場)
場所 WATERRASCOMMONホール(ワテラスコモンホール)
東京都千代田区神田淡路町2丁目101番地ワテラスタワー3階
http://www.waterrascommon.com/access.html
主催 一般社団法人VFX−JAPAN
共催 CG-ARTS協会(公益財団法人 画像情報教育振興協会)
協力 京楽ピクチャーズ.株式会社
株式会社ボーンデジタル

【講演概要】(杉沼先生からのメッセージ)

CGは、長らく出力の技術でした。CGとは「図形処理」と習ったものです。しかし、今では、入力画像から取り出した情報を活用する時代になりました。この変化により、CGは守備範囲を大きく拡げ、より深い表現力を獲得しました。同時に「CG」という語に、入力画像からの情報活用が含められています。
今回、SIGGRAPH2014での論文発表や展示会などで目立った事柄を映像制作の視点を持ちつつ報告します。SIGGRAPHでは、形状理解に人工知能を用いたり、カメラ入力の処理にロボット工学で使われてきた手法が適用されたりしていました。CG技術者は、表現の自由度を拡げると同時に、幅広く技術に対応する必要が出てきています。

【講演者プロフィール】

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杉沼浩司(すぎぬま こうじ)氏

日本大学生産工学部 講師(非常勤) / 映像新聞 論説委員

1976年マイコン専門誌「I/O」への執筆を皮切りに、「ホビー心ある計算機屋」として執筆活動を行う。
1988年電気通信大学大学院計算機科学専攻修了。1998年カリフォルニア大学アーバイン校大学院工学部電気・計算機工学科にて日本人として初めて博士号(Ph.D.)を取得。
1983年よりCGプロダクション「アニメーションKAB」を運営、1986年にマルチメディアプロダクション「(株)ハイテックラボ・ジャパン」設立に参加。後に、ソニー(株)にて研究開発を担当する。保有特許14件。
現在、日本大学生産工学部および慶應義塾大学メディアコミュニケーション研究所非常勤講師。SIGGRAPHは1984年以来参加。

【お申し込み方法】(VFX−JAPAN会員、協力団体様限定)

法人賛助会員様は一社5名様まで、個人正会員様は同伴者1名と
させて頂きます。

本セミナーの参加受付は定員に達したため受付を終了いたしました。
たくさんの申し込みありがとうございました