『シーンリニアワークフロー/ACESにおける撮影及び照明技術』
3月開催VFX-JAPANセミナーのご案内
あらゆる映像メディアにおいて実写とCGの合成によるVFXは一般的な手法となりました。それによって、CG・VFX作業は勿論の事、現場におけるVFXを意識した撮影、ライティング調整、カラーコレクション、ルックデヴェロップメントなど、映像制作全般において色を的確に管理する事が求められています。これらの色管理の手法としてシーンリニアワークフロー/ACESが注目されています。今回のセミナーでは、このシーンリニアワークフローの実際と技法について、株式会社ロゴスコープの亀村文彦氏から解説頂きます。
【開催内容】
日時 | 3月25日(火) 17:00〜18:30(16:00開場) |
場所 | 富士フイルム 西麻布ホール 〒106-8620 東京都港区西麻布2-26-30 1F (銀座線表参道駅 徒歩15分/日比谷線六本木駅 徒歩15分) |
地図 | http://as.chizumaru.com/ffshop/detailmap?account=ffshop&accmd=1&bid=980193 |
【講演概要】
昨今、映像機器及びソフトウェアに実装され始めた ACES規格(AMPAS-映画芸術科学アカデミー)は、撮影監督及び照明技師がフィルム時代に培った撮影技術を奮って発揮できる理想的な映像制作のワークフロー基盤(シーンリニアワークフロー)です。
本講演では、シーンリニアワークフロー/ACESでの各種デジタルシネマカメラ及びフィルムカメラの比較撮影を通して得た知見とVFX映像での実践的な照明技術に試みについて解説致します。
- シーンリニアとACES色空間
- 18%グレーとカラーチェッカーの役割
- 撮影及び照明における光の関係
2. VFXにおけるフィルムとデジタルシネマカメラの比較
- シャドウとハイライト
- キーイング
- CG合成
- フィルムルックとフィルムグレイン
3. LEDによるシーンリニアライティング( Solid-state lighting )
- 高輝度LEDによるライティングの試み
- 【協賛】
- 富士フイルム株式会社
- マックレイ
【講演者】
講演者 :亀村文彦氏 Logoscope Ltd. 代表取締役/テクニカルアーティスト https://www.facebook.com/Logoscope.Ltd |
亀村文彦氏が代表を務める株式会社ロゴスコープは、映像制作における撮影・編集・VFX・上映に関するワークフロー構築及びコンサルティングに取り組んでいます。また最近では、デジタルシネマ及びCMのVFX映像制作におけるシーンリニアワークフロー構築を中心に活動されています。
講演者 :関祥海氏 McRAY撮影部所属 |
カメラマンからの信頼も厚いMcRAY撮影チームのリーダー。
DITやカメラマンとしても仕事を請けており、照明の技術にも長けている。
撮影段階からのシーンリニアワークフローにも積極的で、様々なテスト撮影を行っている。
【お申し込み方法】(VFX−JAPAN会員、協力団体様限定)
法人賛助会員様は一社5名様まで、個人正会員様は同伴者1名と
させて頂きます。
本セミナーの参加受付は定員に達したため受付を終了いたしました。
たくさんの申し込みありがとうございました