一般社団法人VFX-JAPAN会員の皆様へ
VFX-JAPANからのお知らせ
この度、1月27日に開催された臨時社員総会および理事会を経て、一般社団法人VFX-JAPANの代表理事に選任されました、塩田周三(株式会社ポリゴン・ピクチュアズ代表取締役/CEO)です。日頃より、当法人の活動に多大なるご支援とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
まず初めに、前代表理事の結城徹氏に、深く敬意を表したいと思います。結城氏は2012年の法人設立当初から事務局長として本会の運営を支え、2016年からは代表理事を兼務しながら、日本のVFX業界の発展に心血を注がれました。その情熱、リーダーシップ、そして惜しみない労力によって、VFX-JAPANは成長し、業界を代表する団体へと発展してまいりました。
その結城氏が昨年9月に闘病の末ご逝去されました。ご逝去の報に接し、残された我々理事一同は計り知れない喪失感に包まれました。同時に、当法人の運営を継続すべく、石橋俊雄理事、そして結城家の皆様の数ヶ月にわたるご尽力により、ようやく業務引き継ぎの目処が立ちました。前述の臨時社員総会および理事会はこのような背景により開催され、私の代表理事就任に加え、石橋理事が新事務局長に選任されました。
VFX業界は、技術革新が加速し、国際競争が激化する中で、大きな変革の時を迎えています。同時に、山﨑貴監督と白組の皆様によるアカデミー賞受賞や、日本文化に対する世界の興味の高まりなど、我々の業界が今まで以上に大きく飛躍するチャンスとも捉えております。この機会を活かし、業界全体の価値向上に向け、より積極的な取り組みを進めてまいります。セミナーやアワードの開催、産業振興に向けた提言活動などを通じ、新体制のもと、会員の皆様と共に業界の未来を築いていけるよう努めてまいります。
今後とも、皆様のご支援とご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
一般社団法人VFX-JAPAN
代表理事
塩田周三